2008-01-01から1年間の記事一覧

やれんのか!

この1、2週間で様々なことがあった。それらはすべて僕の生活の根底に関わることばかりで、悩みというわけではないけれど常に色々なことに考えを巡らせていて頭が「バスン」といってショートしてしまいそうになる。少し前になるけど、某写真賞に入賞させて…

師よ

今年はちょっとお洒落を頑張ってみようかと思っていたけどやめた。 今年こそは1人でバーに飲みに行ってみようと思っていたけどやめた。 CP-32を買う決断をした。

明日の神話

岡本太郎の壁画「明日の神話」が渋谷に設置されることになった。 渋谷区の他に広島市、長崎市、あと、「太陽の塔」がある大阪府吹田市が誘致運動を行っていた。「明日の神話」は原爆が炸裂する瞬間を描いたものだから、広島か長崎に置かれたほうがいいんじゃない…

さいたまで見る夢

さいたまスーパーアリーナへDREAMの旗揚げ戦であるライト級GP1回戦を観に行った。 メインの「J.Z. vs 青木」はノーコンテストという残念な結果。衝撃のサブミッションを楽しみにしてたから本当に残念。2004年のPRIDEグランプリ決勝「ノゲイラ vs ヒョー…

第33回木村伊兵衛写真賞

先輩からのメールで第33回木村伊兵衛写真賞の受賞者が決定したことを知った。『I am』の岡田敦さんと、『Canary』『Lily』の志賀理江子さんのダブル受賞。志賀理江子さんの写真は雑誌『DUNE』でみた時にかっこいいと思った。今年は志賀理江子さんか、『Son…

印度

本屋へ行く度に立ち読みしていた『Photo GRAPHICA』を購入。古本を待てなかった。今号は「旅と写真」がテーマで藤原新也さんの特集が組まれている。気になった記事は「絵画」についてのインタビュー。藤原さんの写真や文章にスポットを当てている雑誌はよく…

写真屋

ワタリウム美術館で開催されている『流しの写真屋 渡辺克己 1965−2005 写真展』をみに行った。感嘆。40年間同じことを続けるということはどれ程の困難が伴い、どれ程の意思が必要なんだろうか。カメラを質に入れ、仕事がある時だけ引き出して撮っ…

JOEL MEYEROWITZ

ギャラリーホワイトルームでジョエル・マイロウィッツの展示がやっているらしい。マイロウィッツは『Wild Flowers』でしびれた。『Wild Flowers』は持っておきたい1冊だけど、どこで見つけても高く、まだ手に入っていない。ワークショップ関係で来日して8…

猥褻か芸術か

朝、仕事が終わって着替えてるとラジオからモーリー・ロバートソンの声が聞こえて来たので、もう5時かと思っていたら、話題はロバート・メイプルソープの写真集『MAPPLETHORPE』について触れていた。「わいせつか芸術か」で問題になり裁判にま…

地獄のコール、レスポンス

第四十回新潮新人賞の審査員の町田康のコメントがかっこいい。「必死な君が小説書いて、必死な僕がマジ読むよ。地獄のコール、レスポンス。おもろかったら祝福するし、しょうむなかったらマジしばく。」んー、パンク!

戦極 -SENGOKU-第一陣

戦極の旗揚げ戦を観戦しに代々木競技場へ。 瀧本誠が煽り映像の中で言っていた言葉にグッときた。シドニーオリンピック柔道81kg級で金メダルを獲って天才柔道家と呼ばれ、総合格闘技に参戦してからも天才的な格闘センスなどと言われている。天才と言われ続…

6×6

以前、キエフ60というウクライナの6×6カメラを使っていた時期があった。その前はずっと35ミリ白黒で撮って、アンダーで焼いた暗い写真ばかりだった。暗い写真にするつもりなんて全くなかったのに、どうしても暗くなってしまっていた。何一つ結果は出て…

次はライカかハッセルか!

僕はよく物を拾う。本も服も家具も楽器も、なんだかわけのわからないオーパーツみたいな物までなんでも拾ってしまう。 1年程前、ゴミ捨て場でコダックのカラー印画紙を3箱拾ったことがある。感光してしまってるかと思ったが、持ち帰ってプリントしてみると…

旗揚げ戦

3月に旗揚げ戦をする新しい格闘技団体がある。『戦極』と『DREAM』。ずっと買おうと思っている中古レンズは躊躇してまだ買ってないくせに、両団体とものチケットを衝動買いしてしまった。楽しみで仕方がない。性格が悪いと思われそうだが、いつか川尻達也と…

ぐるぐる

野狐禅のライブ、下北沢へ。 『ぐるぐる』を聴くといつも涙が込み上げてくる。本当のことを言葉にすると強い言葉になるんだと思う。野狐禅しかり、中島みゆきしかり。少なくともその人個人にとっての真実のことを。 きっと中島みゆきは、道に倒れて誰かの名…

前衛芸術家・草間彌生のドキュメンタリー映画 『≒草間彌生〜わたし大好き〜』を渋谷でみた。大声で笑った。なんという面白い人!若い頃、本当に戦ってきた人なんだろうと思った。 草間彌生さんがニューヨークへ行く直前のポートレイト写真を何かの雑誌でみた…

リアリズム

千駄ヶ谷の佐藤美術館に 諏訪敦さんの『複眼リアリスト』と題された絵画展をみに行った。以前、先輩に勧められて銀座の画廊に諏訪敦さんの絵画展をみに行った時は、四畳半ほどのギャラリースペースに一点、舞踏の大野一雄さんの寝姿を描いた絵画が宙に吊られ…

『浮浪』

注文していた佐内正史さんの新作写真集『浮浪』が届いた。本として、存在としてめちゃくちゃ格好いい。表紙は赤いアクリル。岡本太郎の「赤だ!血の色!情熱の色!」という言葉を本で読んでから僕の人生のラッキーカラーは赤になった。なのでこの表紙はいい…

野狐禅とハンバート ハンバート

野狐禅とハンバート ハンバートのライブに行ってきた。先に出たのはハンバート ハンバート。生で聴いてみたかった『おなじ話』を歌ってくれて嬉しかった。 やっぱり野狐禅のエネルギーは強烈。触発され、ライブの後はいつも「頑張らなあかん!」と痛切に思う…

原点復帰

今、寝れずに将棋盤を眺めていたら地震がきた。揺れとともにアパートの屋根に積もっていた雪がドサリと落ちてきて、揺れよりもその音に驚いてしまった。 地震がきたらいつも思い出すことがある。2003年に横浜美術館で開催された中平卓馬さんの『原点復帰…

明るい暗室

デジタルカメラが普及してきた時、デジタルプリントのことを明るい暗室とよんでいる本が多くあった。矛盾した言葉だけど、写真をやっている人はうまい言葉だと思ったんじゃないだろうか。僕の台所暗室はその言葉のまま明るい暗室で、ダークカーテンで遮光し…

僕が生まれるよりももっと前、1960年代の「みずゑ」を古本で30冊ほどのセットで買った。昔の「みずゑ」は結構な値段で売られていることが多いが、僕が買った値段は破格中の破格だった。しばらく退屈はしなくてすみそうだ。退屈してる余裕なんて僕には…

クリーニング店の木版画

スーツをクリーニングに出してきた。僕は滅多にスーツなんて着ないから馴染みのクリーニング店なんてないので、ずっと気になっていた木版画が壁にかけられている店に行った。このクリーニング店の前を自転車で通る度に店内の木版画を覗き見るのが密かな楽し…

12分の1

年が明けたと思ったら、もう今年の12分の1が終わった。やる!やる!と言いながら、今年やるべきことの100分の1もしていない。ボケボケしてはいられない。今を生きる。

『TOKYO STYLE』

バイトの先輩と、「初めて買ったCDは何か」という話しになった。先輩は『Bon Jovi』らしく、僕は映画『Stand by Me』のサントラだったと思う。 初めて買った写真集はと考えてみたら、都築響一さんの『TOKYO STYLE』だった。 この写真集を買った時のことはよ…

裸の王様

高校の時、「お前は服が似合わんなー」と言われた。 昨日、服を作ってる友人に、「今、お前をイメージした服作ってる」と言われた。

白黒、時々、カラー

写真学生時代、僕の家で酒を飲みながら写真のことを話す機会が多々あった。 ある日、友人二人と僕の家で飲んでいた。僕が「モノクロの写真って、めっちゃ鮮やかなカラーに見える時あるもんなー」と言うと、二人は真顔で「うんうん。あるある」と答えた。僕は…

写真は写真

写真家の塩田正幸さんのインタビューを読むと、塩田さんの写真はよく音楽に例えられるらしい。昔はフリージャズっぽいと言われ、現在はノイズっぽいと言われると言っていた。 写真を始めた頃、僕の写真は「お前の写真は文学のようだ」と言われたことがある。…

『二月』

そのまま東京都写真美術館へ『日本の新進作家vol.6 スティル/アライヴ』展をみに行く。『土田ヒロミのニッポン』展、『文学の触覚』展も。 1階にあるナディフで小畑雄嗣さんの『二月』という写真集をみた。僕はANAの機内誌の『翼の王国』がとても好きで、…

『おそいひと』

ずっと気になっていた映画『おそいひと』を観にポレポレ東中野へ。「コロスゾ」という言葉がこの映画のキャッチコピーのように使われている。その言葉が身体障害者である主人公の住田が持つトーキングマシーンから無機質に発せられたシーンには背筋がゾッと…