2008-02-01から1ヶ月間の記事一覧

次はライカかハッセルか!

僕はよく物を拾う。本も服も家具も楽器も、なんだかわけのわからないオーパーツみたいな物までなんでも拾ってしまう。 1年程前、ゴミ捨て場でコダックのカラー印画紙を3箱拾ったことがある。感光してしまってるかと思ったが、持ち帰ってプリントしてみると…

旗揚げ戦

3月に旗揚げ戦をする新しい格闘技団体がある。『戦極』と『DREAM』。ずっと買おうと思っている中古レンズは躊躇してまだ買ってないくせに、両団体とものチケットを衝動買いしてしまった。楽しみで仕方がない。性格が悪いと思われそうだが、いつか川尻達也と…

ぐるぐる

野狐禅のライブ、下北沢へ。 『ぐるぐる』を聴くといつも涙が込み上げてくる。本当のことを言葉にすると強い言葉になるんだと思う。野狐禅しかり、中島みゆきしかり。少なくともその人個人にとっての真実のことを。 きっと中島みゆきは、道に倒れて誰かの名…

前衛芸術家・草間彌生のドキュメンタリー映画 『≒草間彌生〜わたし大好き〜』を渋谷でみた。大声で笑った。なんという面白い人!若い頃、本当に戦ってきた人なんだろうと思った。 草間彌生さんがニューヨークへ行く直前のポートレイト写真を何かの雑誌でみた…

リアリズム

千駄ヶ谷の佐藤美術館に 諏訪敦さんの『複眼リアリスト』と題された絵画展をみに行った。以前、先輩に勧められて銀座の画廊に諏訪敦さんの絵画展をみに行った時は、四畳半ほどのギャラリースペースに一点、舞踏の大野一雄さんの寝姿を描いた絵画が宙に吊られ…

『浮浪』

注文していた佐内正史さんの新作写真集『浮浪』が届いた。本として、存在としてめちゃくちゃ格好いい。表紙は赤いアクリル。岡本太郎の「赤だ!血の色!情熱の色!」という言葉を本で読んでから僕の人生のラッキーカラーは赤になった。なのでこの表紙はいい…

野狐禅とハンバート ハンバート

野狐禅とハンバート ハンバートのライブに行ってきた。先に出たのはハンバート ハンバート。生で聴いてみたかった『おなじ話』を歌ってくれて嬉しかった。 やっぱり野狐禅のエネルギーは強烈。触発され、ライブの後はいつも「頑張らなあかん!」と痛切に思う…

原点復帰

今、寝れずに将棋盤を眺めていたら地震がきた。揺れとともにアパートの屋根に積もっていた雪がドサリと落ちてきて、揺れよりもその音に驚いてしまった。 地震がきたらいつも思い出すことがある。2003年に横浜美術館で開催された中平卓馬さんの『原点復帰…

明るい暗室

デジタルカメラが普及してきた時、デジタルプリントのことを明るい暗室とよんでいる本が多くあった。矛盾した言葉だけど、写真をやっている人はうまい言葉だと思ったんじゃないだろうか。僕の台所暗室はその言葉のまま明るい暗室で、ダークカーテンで遮光し…

僕が生まれるよりももっと前、1960年代の「みずゑ」を古本で30冊ほどのセットで買った。昔の「みずゑ」は結構な値段で売られていることが多いが、僕が買った値段は破格中の破格だった。しばらく退屈はしなくてすみそうだ。退屈してる余裕なんて僕には…

クリーニング店の木版画

スーツをクリーニングに出してきた。僕は滅多にスーツなんて着ないから馴染みのクリーニング店なんてないので、ずっと気になっていた木版画が壁にかけられている店に行った。このクリーニング店の前を自転車で通る度に店内の木版画を覗き見るのが密かな楽し…