ピンクの勝負パンツ


現像に出していたカラーネガを取りに行くも、相変わらず写っておらず。楽しみにしていたネガだけに残念。こんな時、いつも思い出す言葉がある。『情熱大陸』で金村修さんが言っていた言葉。
「撮っている時は自分を天才だと思い、現像したフィルム見てそうでもないかなーと思って、プリントしてみたらどうかしてたんじゃないかな俺はと思う」と言っていた。土門拳賞受賞等、様々な賞を受賞している写真家でさえ悩むんだから、自分なんてもう、悩んでる暇なんてない。続けるしかない、続けるしかない。悩むのはもっと後でいい。


少し前に誕生日を迎えた。誕生日の夜、うどん屋で一緒に働いている同い年のSさんと、「今年は勝負や、攻めるんや」と誓い合った。もうすぐ結婚するSさんは、「結婚するからこそ攻めるんです」と何度も何度も言っていた。
次の日、ロッカーを開けるとパートのおばちゃん(60代、大阪出身。通称 お母さん)からの誕生日プレゼントが入っていた。箱を開けると、なんとピンクのパンツ!「I ♡ SEX」というフレーズがプリントされていたり、金髪美女のヌードがプリントされていたりで、お母さん曰く、「勝負パンツやで」。前日の夜にSさんと「今年が勝負や、勝負や」と言い合っていただけに驚く。
もう、やるしかない。


今日誕生日の友人に「今年、俺らは勝負かけなあかんな」と誕生日メールを送ったら、「毎年言うてるけど、今年こそはやな」との返信。毎年言うてるんか。毎年言ってへんよりはいいやんけ。


今年こそは、今年こそは!